何と20数年ぶり!、ついに屋久島に行く機会がありました。もちろん仕事メインながら、帰り便までの空き時間でプチ観光も・・。
車で島内を(ほぼ)一周するだけがやっとでしたが、その超かけ足の屋久島ウォッチング記録です。
久しぶり、そして念願?の屋久島。
屋久島は、鹿児島本土から南へ約60㎞の海に浮かぶ、言わずと知れた世界自然遺産の島。
20数年ぶりでしたが、今回は定番の鹿児島港の南埠頭から発着する高速船トッピー(ジェットフォイル)の利用です。
1日6便ある中で、指宿港を経由して島の北側にある玄関口の宮之浦港に午前中に到着する便を使いました。(乗船時間は合計約2時間。種子島経由や安房港着便もあり。)
前回は航空機利用でしたので、高速船(初めての時に確か利用しました)に乗るのも本当に久しぶりです。。。
世界遺産に登録されおよそ20年、一躍全国区になり、もともとそこにあった自然はもはや聖地巡礼(スピリチュアルスポット)化された感もある「屋久島」。
個人的に一昨年のとあるツアーイベントを断念したこともあって、少々欲求不満気味でもありましたし…。
屋久島の土地勘を探る(思い出す?)旅
そんな大スターとなった(?)屋久島は、いつの間にか近くて遠い存在に・・。
ご近所からスターが出たような(実際には経験ありませんが…)とまどいもありますが、それはそれで喜ばしいことではあります。
その一方で、人気の影響から登山客が列をなしていることとか、山中のトイレ問題の報道等を見る度になんとなく縁遠い気分にもなっていました・・。
それでも、行こうと思えば当然ながら近くにあることを今回再確認できました。
さらに、過去2回訪れた際の思い出を再体験できるという意味もあったのです…。
特に前回は屋久島在住の転勤族の案内で各地を巡っていたので、当時の土地勘を思い出すためのリサーチ旅になった感じです。
- 安房川にて
- 山岳部を望む
- 南部の風景
- いなか浜にて
本格的な屋久島体験は次の機会に…
結局、今回訪れた箇所を順に挙げると、
・安房(滞在)
↓
・麦生【むぎお】
↓
・尾之間(温泉)
↓
・黒崎公園
↓
・大川の滝
↓
(西部林道)
↓
・永田いなか浜
↓
・一湊【いっそう】
↓
・宮之浦港
です。
まあ、屋久島は島の外周に沿って円状にメイン道路が走っており、放っといても一周してしまいますけど・・。
逆に、島の中央部は「九州で8位までの高峰が連座」(「屋久島MAP」ヤマトエージェンシー制作より)するぐらいで、車での山越えは不可能です。
平野部はともかく内陸部の観光地までの道路も往復ですし、車道自体がごく限られているようです。(西部林道は周回路上の山越えですが…)
今回は行けなかった白谷雲水峡の奥まで登ったところにある、「苔の森」等も残念ながら断念・・。宮崎駿監督の『もののけ姫』でモチーフとして使われたことでブレイクした、新たな聖地(スポット)ですね…。
一番行きたかったこの有名スポットを含め、次の機会には山歩き等も企画して楽しみたいところ……
最後の写真は、島の南西部にある観光スポット「大川の滝」(おおこのたき)で一人鑑賞(感傷?)の様子です。
この後は西部林道を抜け、前回も訪れた永田いなか浜に少し立ち寄り、宮之浦港より帰途に着きました。。。
今回は本当に駆け足ながら、屋久島の土地勘みたいなものはほのかによみがえりました。次なる課題は時間と船賃ぐらいでしょうか・・・(これが一番難しい?)
霧島と並んで、鹿児島での山歩きにはずせないところになりそうです。。。
Pickup! 次の記事も書いています。
コメント
[…] しかも、出水や曽於・志布志、また離島などのなかなか行けない遠方は、久しぶりかつ新鮮な感じもありました。 中でも、先日取り上げた奄美大島と屋久島行きが個人的な感慨深さとしては最大でしたね。 […]