芸術の秋、奄美にて田中一村の作品を鑑賞。

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秋は、スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋と結構欲張り(笑)ですが、芸術の秋というのも忘れてはなりません・・・
ともかく、奄美出張のついでに以前から気になっていた美術館に行ってきました。

田中一村と記念美術館を知ってから・・・

先日書いたように、今回約2年ぶりに奄美行きの機会がありました。
確か最初に訪れた年ですが、日本画家の田中一村の看板(終焉の地)を見かけて以来、ずっと気になっていたのです。

奄美パーク内に田中一村記念美術館が既にオープン(2001年)していて、それ相応に有名だったからでしょう。一村自体はいつから知ったのか定かではありませんが、地元の地銀が配布していたカレンダーの絵が特に印象に残っています。

おそらくその頃まで、これも地元の地方紙の特集等で良く見かけていたのではないかと思います。(NHKも番組にしていたようですが…)
いずれにしても、奄美の自然を描写した独特の絵(日本画)は印象深く、記憶に残るものだったと思います。

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一村の天才的な生き方に共感する…?

田中一村の生涯は決して順風満帆とは言えなかったのですが、その芸術家らしい激しい生き様は、かえって人物像を際立たせています。子供時代からその才能を見出されたにもかかわらず、その後の環境や人にも恵まれず、画家としての正当な評価は長らくされなかったようなのです。

50歳の時に奄美に移住を決意し、大島紬の染色工として生計を立てながら奄美の風景等を描き続けますが、結局は生前に世に出ることはなかったとのこと・・・
そうした清貧の部分が強調されるのはやむをえないとして、69歳の最期まで終生その意志を貫いたところに強さと天才性をも感じさせます。

何かを極めることの難しさとともに、芸術などの自己表現にのめりこむ人間の悲哀には、(自身は全く及ばずながら)何かしら感ずるものがありますね・・。
そうした、ある意味で西郷さんにも通じるような苦労人生と一発逆転的な天才的業績は、多くの人が共感するところなのかもしれません。

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美術館内のショップにあるクリアファイルですが、真ん中が「アダンの海辺」。左は今回の展示には無かった「枇榔樹の森に浅葱班蝶」です。

田中一村美術館でその作品を鑑賞して

さて、前置き?が長くなりましたが、今回初めてその一村の美術館を(駆け足ながら)訪れることができました。
普段は美術鑑賞の趣味はありませんが、子供の頃から絵は結構好きで、美術館はやはり好きな場所と言えます。

しかも、以前から気になっていた一村の作品が見れるわけですから、結構楽しみにしていました。
言葉ではうまく言えませんが、あの独特の色彩と奄美の自然が相まって描かれる世界を直接見たらどうなのかと・・・

詳しく作品をレポートする知識と余裕はありませんが、最高傑作とも言われる『アダンの海辺』をはじめとする奄美で描いた代表作が数多く見れました。 それ以前の作品も時系列で見れるのですが、やはり奄美時代のものが一番グッと来ましたね。。。

 

少し水を差すようですが、その『アダン…』については「複製」という但し書きが当日のリストには記されています…… コトの次第や顛末は知る由もありませんが、作品が感動モノだっただけにちょっと残念な点でした。

ともかく、奄美パークを訪れたら是非、また単独でも田中一村記念美術館はおすすめします。

IMGP3614 ブログ上はこんな話題ばかりで仕事してんのかっ…という感じ(笑)ですが、もちろんこの時を含めて出張の合間をぬってのことです・・。
奄美はもう1回分ぐらいはネタ(記事)を企んで?いるのですが。。。


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