前回記事に続き、年度更新の独自エクセルツールについてどうするかの続編です。
また、今回のことで考え始めた実務とブログの関係についてもまとめてみます…。
前回の記事で触れたとおり、課題はなんといっても例年に無い複雑な計算の追加でした。
私自身も実際に対応したものの、このバージョンアップ部分のチェック等が追いつかず、結局は公式ツールで2重チェックをする羽目に・・。
また、小さな一般的業種ならまだしも、人数規模が数十人に増えたり、建設業など2元適用の場合はやはり対応に限界が見えてきました。
ブログでダウンロード公開するものとしては、ちょっと稚拙なものになっている危惧も……
(※ちなみに、下記のDLファイルはあくまで当初バージョンのままで提供中です。)
〔ダウンロード記事〕
しかし、そもそも小規模事業所(一元適用)での簡単な計算を目的に、「1年間の賃金集計を手書きでしている場合などに…」と当初の記事で但し書きしていたことも事実・・。
それ以上を期待していなかった一方、同時に複数の事業所を手がける際のツールは1つの方が合理的なのも確かです。
上記の通り限界を感じつつ、最低限バージョンアップが必要な部分だけを対処しました。(※私自身の業務での対処に留め、ダウンロードファイルは手動のアップデートで…。)
その手直しのメインは、確定保険料の料率が2段階に変更された部分であり、来年以降また元に戻るはず(たぶん)です。
もちろん、本来の公開目的であったエクセルの活用事例、または小規模事業所の単独利用であれば、上記の但し書きの主旨は従来と同じはず・・。
ここ数年と同様、最低限のアップデートをすれば引き続き利用することも可能でしょう。(こうしたアップデート記事を参照し、自ら手を動かす必要はありますが……)
その他、今回の見直し中に個人別集計表の「人数カウント」の細かな改善点にも気付き、個人別集計が強み?のツールらしく画像上ながら紹介します。(※集計表自体は、ダウンロード版と別のオリジナル版です。)
さらに公式ツールと併用するには、下図のように月合計の賃金データをコピーするときの工夫も必要でした・・。(公式ツール上の入力欄にセルの連結があるため。)
今回のような少しニッチな実務をまとめる際、最近ほのかな違和感を感じます・・。
ブログのコンセプト上は、とっくに情報提供スタンスから個人メディアに近づける表明をしていたはず・・。しかし、実際はいまだ実動面と少し離れた内容になっている気が……(ブログ記事だけで完結する話題とか…)
そういう反省と来月のブログ15周年を機に、よりリアリティがあり実務とつながる内容面を増やそうかと…。
ただし、自分本位のPRだけをメインにするつもりはなく、あくまで発信としてですが。
このブログを続けるそもそもの意味は、ネット上の発信によって自らの仕事やサービスを知ってもらうことにあります。
普段はそこまで強く意識しないものの、やはり「仕事」としてブログを位置づける最大の根拠となるので……
一方で 、単に仕事をPR するということではなく、自らの人となりを含めて知ってもらうところも大事なポイント。あくまで個人メディアという位置付けは変わりません…。
その意味で 、具体的な案内等はなくとも、何かを感じ取っていただければと・・。
〔あとがき〕
先月初め、個人的な恒例行事?のミヤマキリシマ見頃に大浪池まで・・(記事でフォローした、登山口トイレの故障はなんとかしてほしい…)。
時期は悪くなかったものの、思ったより花は少ない印象でした。やはり、有名どころには及ばないのかも…。
〔R5.9.7・R6.3.12:タイトル再変更〕
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