マエムラボ Work & Nature Log

昔の記憶はいい加減…?久しぶりの高千穂峰登山で感じたこと。

週末に社労士会関係の登山会があったので参加してきました。目的地は、霧島の代表的な山・高千穂峰。本当に久しぶりでした・・。
その経験から、昔の記憶のいい加減さについて感じたことをまとめます。

高千穂河原登山口・古宮祉前にて

本当に久しぶりの高千穂峰登山で思い出すこと。

何年前だったかすぐには計算できないほど、久しぶりの高千穂峰登山でした。
思い起こすと、20代の頃に社員旅行で登った記憶があり、約20数年ぶりとなりました。

そして、その記憶が最近になって山登りをしたくなった原体験だと思い出したのです。
たしか数十人が山頂まで挑戦した機会に、到着順が2位と上出来だったのが大きかったのでしょう・・。

狭い範囲での話ですが、自分が他人より得意だと(少なくとも自分自身は…)信じ込んだ原因になったのかも……
おそらく、宴会の翌朝で、しかも社員旅行という性格も考えれば本気で登る人は限られたでしょうが。。。

高千穂峰登山道の前半

 

真実はともかく、思い込みの影響力の強さを痛感。

これまで、あまり実害?の無い記憶でしたが、山歩きを始める大きな理由となっているのは確か・・。ささやかな成功体験ながら、少なくとも当時から山登り自体嫌いでなかった証拠ですね…。

実際のところそれなりの苦痛はあったかもしれませんが、良い面の記憶だけが残っていた可能性が大きいです。登山の道中の記憶もそうした面があったのでしょう・・。今回久しぶりに登ってみて、その甘さを痛感させられました。(他に年齢のせいも…?)

なぜなら、記憶ではそこまでつらい記憶がなかった行程が、奇跡的な梅雨の晴れ間で絶好のコンディションだったにもかかわらず、「かなりきついルート(by 昭文社アプリ『山と高原地図』上に表示有り):-)だったのです。。。

 

昔の記憶は美化されている可能性も考えよう…

人間の記憶は、辛い体験や不愉快なことは忘れるようにできていると言われます。本能的に自ら(生命体としての個体)の維持を最優先するからなのでしょう・・。

つまり、昔の記憶は自然と美化されている可能性が高いのです。(心理学では常識のようですし、逆に隠された記憶が様々な問題を引き起こすことが最近わかるようになってきましたが…)
そういう意味で、過去の体験(記憶)は冷静に検証した方がいいのかもしれません。

久しぶりの高千穂峰登山が、いかにきつかったのかがお分かりいただけるかと……(笑)
冗談はともかく、今回往路約1時間50分・復路約1時間20分の行程は、他の霧島の山々に比べてもハードなものでした・・。(もちろん、ベテランなら時間や疲労もだいぶ違うとは思いますが。)

 

まとめると、山登りを始めたことに後悔はありませんが、高千穂峰登山という厳しい体験からはいろいろと気づきがありました・・。

今回の学びは、「昔の記憶のいい加減さや思い込み等には気をつけよう」ということ。
つまり、過去の体験だけに基く判断は慎重にした方がいいのかと……

IMGP4696

今回、高千穂峰そのものをあまり紹介できなかったで、いずれこの山の魅力もまとめたいところです。(追記:『「山の日」制定記念? 霧島・高千穂峰の見どころを紹介』へ)
最後の写真は、ついでにネット上で見かけたミヤマキリシマの群生地に行った際の様子。すでに時季は終わっていましたが、結構雰囲気の良い場所でした。

〔▼追記:上記群生地の別記事〕

気軽な霧島山歩きはミヤマキリシマのスポットへ

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・立花岳志(著書・ブロガー)


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