マエムラボ Work & Nature Log

霧島連山の山歩き入門 えびの高原池巡りについて

前回記事に引き続き、初心者向けの霧島山歩き情報のまとめです。(→R4年マップ追記)
いよいよ、管理人自身が一番気に入っているえびの高原の池巡りコースを紹介…。気軽に行ける大浪池に比べると、ちょっとおしゃれ?に山歩き入門ができるかも・・。

二湖パノラマ展望台にて

幅広く利用される「えびの高原」からの山歩き

鹿児島と宮崎の県境にまたがる霧島連山のうち、えびの高原はほとんどが宮崎県えびの市に位置します。標高は1,200mほどあり、韓国岳をはじめとする霧島登山の起点としても有名です。(⇒えびの市観光協会サイト)
同じく霧島登山の起点である高千穂河原(鹿児島県側)と並ぶ代表的スポットですね…。

どちらかと言うと、えびの高原の方が観光地的にアカ抜けた印象(⇒以前の記事でも書きました)なのは、民間ベースの観光開発があったことが大きいのかもしれません・・。
ともかく、南九州に住む人なら誰でも1回は訪れたことがある観光スポットと言えます。

そんな、えびの高原を旅行やドライブのついでに立ち寄ったことはあっても、「山歩き」までした人はそう多くはないでしょう…。しかし、最近は山歩きブームの後押しなのか、初心者からベテランまで幅広い登山客が利用している印象です。

〔関連過去記事〕

まさかこの時季、霧島・硫黄山が立入禁止に…【えびの高原まとめ】

せっかくなら、おしゃれで(できるだけ)心地よく始めたい山歩き入門

硫黄山付近からえびの高原を望む

実際に利用してみても、えびの高原を起点とした山歩き環境はとても充実しています。
えびのエコミュージアムセンター」という環境省の施設内では、トレッキングコース等の資料も無料配布され、職員等が自然観察の案内もしてくれるようです。
(→旧ブログの現地情報は、以下へ移行しています。)

〔エコミュージアムセンター「今日のえびの高原」〕
Screenshot of ebino-ecomuseum.go.jp

なお、このえびの高原の施設周辺は有料駐車場(現時点で1日500円、施設維持等に使われるとのこと)を利用することになります。無料の大浪池とは勝手が違いますが、その分収容台数は十分。すぐ隣に飲食店や土産物店もあるので、待ち時間も退屈しませんし……(もちろんトイレもあります)。

そうした施設のおかげか、最近はえびの高原全体もなんとなく洒落た雰囲気があります。
特に「足湯の駅(文字通り足湯がある建物。H31年3月閉鎖後、同年えびの市が再開)が代表的で、カフェやレストラン、お土産ショップを中心に雰囲気を上げています。

足湯の駅

こうした場所からだったら、山歩きもおしゃれに心地よく始められそうですね・・。

〔コース案内サイト:「トレッキング in えびの」〕
http://www.trekking-ebinokogen.com (サイト画像はアーカイブです)

〔*しばらく更新ありません…。その後閉鎖のようです→なぜかここで見れます。〕

えびの高原の山歩きには、初心者にもやさしい池巡りコース(+白鳥山)

さて、もちろん施設だけがえびの高原の良さではありません。実際の山歩きコースも豊富で、難易度や時間等によって選ぶことができます。
代表的コースはやはり最高峰の韓国岳登山ですが、今回紹介するのは初心者にもお奨めの通称池巡りコースです。

R4年11月マップ追加(出典:「えびの市」サイト)

IMGP1697

▶池巡りコースの様子(最初の階段のぼり)

自然探勝路(しぜんたんしょうろ)」と呼ばれるコース上の具体的なスポットは、市のサイトにも掲載されています。また、鹿児島県の観光ガイドを見ても雰囲気は上々です。
管理人のおススメは、やはり「二湖パノラマ展望台」ですね…。ここは季節等を問わず(冬は未体験ですが)、文字通りパノラマの絶景が楽しめます。

もう一つのおすすめは、「白鳥山(しらとりやま)」です。通常の池巡りコースとしては前述の二湖展望台で折り返してしまいますが、ここからそのまま白鳥山まで足を伸ばしてみて欲しいところ……(百紫池沿いの遠回りルートになります。)
頂上からは白紫池と韓国岳が真正面に望め、さらに歩くと「北展望台」からの六観音御池(ろっかんのんみいけ)などの眺めが素晴らしいです。

¨¨

すべてのスポットを紹介できませんでしたが、初心者が初めて白鳥山まで含めて歩いたら(→時計回り推奨です)、少なくとも前半部は感動の連続になるでしょう。

その分「六観音御池展望台」前後の平坦、または緩い傾斜の道のりはやや退屈かも。。。とにかく、えびの高原池巡りは良く整備されており、初心者にもやさしい、楽しく山歩きが始められるコースとしておススメです。

IMGP1600

北展望台より六観音御池を見る

連続の山歩きネタでしたが、実際のコースの見どころより、施設周りの解説が長くなってしまいました・・。まあ、自らコースを歩いて確認いただいた方が感動が大きいかと……
(*写真は、これまで数回訪れた同コース上からピックアップ。)

 

近頃の関心ごと
・六白(黒豚)


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