5年前にブログに書いていたセブンイレブンの鹿児島初出店の話題。2011年のちょうど6月、鹿児島市内にオープンしたのですね・・。
今回、この5年間の県内の業界事情と私なりに感じることをまとめてみます。
日本型コンビニのスタンダードを創ったセブンイレブン。
現在では3強(2社は、ローソンとファミリーマート)と言われるコンビニ業界ですが、日本にコンビニを本格普及させたパイオニア(創始者)はもちろんセブンイレブンです。
ごく最近そのセブンを長年率いた名経営者、鈴木敏文氏辞任のニュースが大きく取り沙汰されたのは記憶に新しいところ・・。 日本型コンビニのスタンダードを生み育てた立役者だけに当然ですが…。
管理人も同業界(現在の某L社)に居たのですが、当時社内で公然と口にされていたのは「セブンに追い付け…」的なものばかりでした。
現在も、ローソンの社長(玉塚元一氏)が、鈴木氏へのリスペクトを新聞上で語っていましたしね・・。
〔関連過去記事〕
5年経って、鹿児島のコンビニ事情はどう変わったか?
セブンの出店後、ここ数年間の大きな動きは県内のサンクス(2013年、当時業界4位)チェーンの撤退…というか鞍替えでしょう。
地元の某N社がエリアフランチャイズとして展開していましたが、そのまま大手の一角のローソンに全面的に乗り換えたという訳です。
噂によると、同N社はだいぶ前からセブン側へエリア展開を打診していたものの、断られていたとのこと…(今度の進出はセブン本社の直接展開のようです…)。
そこで、やむなくサンクスに方針転換したという経緯があったようですね…。
これが最大の県内の動きですが、そうした既存チェーンを物ともせずコンビニ王者の貫録十分なこの5年間だったと思います。(地域ではファミマが相当強かったのですが…)
店舗数も短期間に劇的に増やし、さらに惣菜・弁当類がおいしいという評判を聞く機会も多かったと感じます。
【デリバリー用EV】


業界トップの実力と影響力を見せつけられた進出劇
低成長時代には供給過剰感もありますが、セブンイレブンとしては十分な勝算があっての進出だったと思われます。 やはり、業界トップ(というか、まさに王者かも…)の実力でしょう・・。
その影響力も当然大きく、近隣に出店された既存チェーン内の店舗統廃合も一段と進んだ気がします・・。(店舗の敷地=駐車場の余裕もセブンは圧倒的ですね…。)
また、コンビニでごく普通に普段の買い物をするという生活スタイルを、さらに広い層に普及させたと感じます。
冒頭に書いた創始者の築き上げたものの大きさを再認識するとともに、業界トップの偉大さをここ鹿児島でも十分に証明した5年間でした…。
個人的に業界を離れて久しく知ることは限られますが、一利用者としても唸らされることは多かったです。
さて、管理人としては古巣となる業界の話題でしたが、今やすっかり傍観者になっていることにも気づかされました・・。
まあ、普通の人には「便利になって良かった~」程度の話しかもしれませんが、個人的な興味や県内業界の動向などをまとめてみました…。
最近の引越に伴ってWiFi利用や買い物の機会も増えたセブンですが、日頃はもちろん他のチェーンもお世話になっています…。
そういえば、数年前のサンクス⇒ローソン転換の当時、昔の同僚が本社の応援で出張してきたこともありましたね・・。
近頃の関心ごと
・ビジョナリーカンパニー2