社労士の仕事の将来について、最近ネットで気になる動画を発見しました・・。
電子申請化とも深く関連しますので、このトピックを自分なりにまとめてみます。
最近ネット上で、あのホリエモンが独自発信し、これまた業界で最近注目されるサービスを作った人がゲストで出た動画を見つけました…。
その動画中の発言で、興味深いというか、気になる内容からスタートします。
中小企業向け事務代行サービス業の可能性への質問があり、タイトルのような社労士資格への少々厳しい発言があったのです。(具体的内容や真偽はここでは触れません…)
まあ、そのゲストの発言も結構辛口だったので、あえて(ホリエモンのキャラ、また番組的に?)極論を出しているのかもしれませんが・・。
〔*個人的な捉え方の記事(未熟です…)〕
実は管理人も昨年の夏頃から始めた電子申請(総務省e-Govサイトを通した労働社会保険の手続)ですが、「API」と言われる国のシステムとの接続がその頃に解放されました。
従来の社労士向け業務ソフトの利便性が上がった一方で、新たな電子申請対応の革新的なサービスも登場し始めています。
具体的には、『Smart HR』(スマートエイチアール)というクラウド型の人事労務管理サービスなどです。
今まで中小企業ではなかなか進まなかった労務分野の電子申請ですが、とうとうクラウド型で企業へ直接提供するサービスが参入する流れになってきました。
そのインパクトは、例えば会計分野の「Freee(フリー)」のようなイメージです。
*「SmartHR」についての記事
ASCII.jp:「よくないスタートアップ」が伸びた理由 労務管理で中小・ベンチャー企業を支えるSmartHR (1/3)|ASCII STARTUP 今週のイチオシ!
上記のホリエモン発言のような資格制度(規制)への逆風や、革新的Webサービスの普及の流れはもはや止められないでしょう。(*動画でもありましたが、昨年の社労士試験の合格率が極端に下がったのは何故……)
「社労士が無くなるのか、無くならないのか?」について、はっきりした答えはもちろんありませんが、“今まで通り”では業界の先は厳しいというのが多数の認識でしょう…。
もちろん、業界内での選別が進むという怖い?状況もそれに含まれる訳ですが・・。
そういう意味で、個人差はあるにしても、少なくとも「資格だけ」では従来以上に厳しくなるのは間違いないのかも・・。
これから、どのようなスタンスで、どのようなメリットを提供していくかがより問われることになりそうです。
たまたま目にした動画をきっかけに、社労士の将来にまで話題が広がりました・・。
今回は問題意識までというか、結論はないのですが、社労士の将来に関心ある人の参考になればと…。今後、自ら電子申請に取り組みつつ、こうした動向を見極めたいところ……
思いがけない話題になりましたが、自分なりにいろいろ考えてきたことでもあります。
一方で、最近はあまりこのような大きな話しに振り回されない自分軸も必要かなと…。
(*写真は最近の業界内の勉強会で講師役をしている様子より。)
近頃の関心ごと
・Habakiri(WPテーマ)
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