ちょっと前の噴火活動も落ち着いてきた、鹿児島のシンボルである桜島。最近も県外客を案内したりで、数ヵ月ぶりにフェリーで海を渡りました…。
鹿児島市から桜島への主要な交通手段でもある、その桜島フェリーについてまとめます。
〔※▼垂水フェリーとの比較を更新(R410)〕
観光やビジネス、また通勤・通学の足としても、桜島フェリーは地域の重要な交通(人・車)インフラとなっています。(桜島フェリー – Wikipedia)
鹿児島県地図を見ればわかるように、鹿児島市中心部から桜島へ渡る一番の近道であり、観光でも市内と一体的に楽しむための重要な資源となっていますね…。
運営は公営企業(→現在は鹿児島市船舶局)がしており、乗船時間は片道15分程度、ほぼ終日15~20分おきに便がある便利さ・・。
桜島と大隅半島は陸続きになっているため、薩摩・大隅両半島を隔てる鹿児島湾を結び、両半島間の往来をショートカットする機能も果たしています。
実際に普段のビジネス上、鹿児島市から鹿屋市などをはじめとする大隅半島に出向くときに良く利用されてもいます。(当然、その逆もあり得ますが…)
ただし、同じように鹿児島市から大隅半島(垂水市)をつなぐ垂水フェリーも運航されており、こちらもほぼ同じ機能を果たしています。(鴨池・垂水フェリー – Wikipedia)
観光だけならともかく、ビジネス上の利用ではどちらかを選択することになるでしょう。
前述のようにビジネス中心での両フェリー選択に関し、参考までにまとめてみます。
まず、「便数なら桜島(が多くて便利)」と言えるでしょう。桜島フェリーはほぼ終日15分おき(⇒桜島フェリー時刻表へ)なのに対し、垂水フェリーの方は1時間に約1~2本程の便数になります。(鴨池・垂水フェリー – 時刻表)
一方、「楽チンな垂水(運転時間を短縮)」と言えるかと…。フェリー所要時間は約40分程と長く、その間は車の運転から解放されるからです。
仮に車で鹿屋市を目指す場合、桜島港から垂水市を経由(約20km、30分程度)して行く場合に比べ、垂水~鹿屋間の運転だけで済んだ方が当然楽になりますし…。
単純化すると上記のような説明ですが、全体に見ると鹿児島市側の港が南北に離れている(約6~7㎞、車で20分弱)ことや、運賃面も考慮する必要がありそうです・・。
比較する(下表)と、車で同乗者が多いほど桜島フェリーの方が割安(∗)になりますね。
運賃区分 (円) | 桜島フェリー | 垂水フェリー | 差 額 |
---|---|---|---|
〔大人1名・片道〕 | 200 | 500 | 300 |
小型車1台(運転手込) | 1,400 | 1,900 | 500 |
小型車(運転手)+1名 | 1,600 | 2,150 | 550 |
小型車(運転手)+2名 | 1,800 | 2,400 | 600 |
▶小学生までは運賃半額。小型車は全長3~4m未満(軽・リッターカークラス)
※追記①:桜島フェリーにはコンビニ割引チケット(片道・往復)が販売中です。
(ただし、割引額は大人1名10円、小型車片道70円~・同往復で280円~など。)
※追記②:垂水フェリーでは、現在車の同乗者料金が4名まで半額になっています。
もう何回も乗っている桜島フェリーですが、私自身いまだに軽い高揚感があります・・。
おそらく、数ヶ月に一度ぐらいのペースであれば、ちょっとした非日常の気分が味わえるからでしょう。また、単純に海を船で渡るだけでも楽しいからかもしれませんね…。
車ごと乗船した際は、車から降りて乗客用デッキまで移るのが基本です。フェリー最上階にある甲板部分で景色を楽しんだり、または室内の乗客席でくつろぐこともできます。(空いている時は前方にある展望席も確保できます。有名な「うどん」は別の機会に…)
何と言っても、鹿児島側から桜島に向かっている時が最大の見どころです。天気の良い日だったら青い海に浮かぶ桜島の雄姿を十分に楽しめますし…。
逆に桜島側から鹿児島へ向かうときは、海上に浮かぶ鹿児島市街地が一望できます。
今回は管理人にとっては身近な桜島フェリーについてまとめました。詳しい料金表や写真を見返す機会にもなりました…。
いずれにしても、鹿児島でのビジネスや観光等で訪れる際のご参考になればと……
〔あとがき〕
近頃の関心ごとを記事下に書いていますが、今回はここでも紹介します。最近、ドラッグストアで見つけた栄養機能食品「バランスパワー・アーモンドカカオ」。カロリーメイトとクッキーの中間のような食感で、味はお菓子としても通用するぐらい…。価格とともにお気に入りです。
近頃の関心ごと
・みやざきてげなポテトチップス
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