私たちは一つの面だけで物事を判断しがちですが、見る視点や枠組みを変えると役に立つケースがあります・・。
メンタル面に顕著に効果があり、以前学んだ心理学で一番の学びといえるリフレーミングについてまとめます。
先月、久しぶりに以前に学んでいた臨床心理学の某H先生のセミナーに参加しました。
2006(平成18)年を中心に2,3年間は先生のセミナーが集中開催されていて、継続参加していたのです。
今回は少し形を変えての開催であり、懐かしさも手伝って参加させてもらいました・・。
最初の年から早10年目に入る節目で、感慨深いものもありましたし…。(このときの内容は機会があるときに…)
当時の気づきは本当に色々あったのですが、なかでも「リフレーミング」と言われる知識が役立ちました。辞書(ウィキペディア)によると・・・
リフレーミング(reframing)とは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。元々は家族療法の用語。
同じ物事でも、人によって見方や感じ方が異なり、ある角度で見たら長所になり、また短所にもなる。 例えば、試験で残り時間が15分あった場合、悲観的に考えた場合は「もう15分しかない」と思うし、また楽観的に考えた場合は「まだ15分もある」と思うであろう。(Wikipediaより)
最新の、そして本格的な心理学の威力を知った最初の機会だったのです。
〔その他の参考:日本NLP協会〕
初めにメンタルにも良いと書きましたが、これは自分自身の実感です…。こうした学びを得るまで無意識的にマイナス思考が強く、その改善に効果があったと思うのです。
ここでは単純にマイナス思考と表現していますが、実はもっと複雑なものかも・・。
そうした「心の癖」みたいなものが、気づかないうちに長年固まっている感じですね…。先のH先生が監修する本で知った、「自動思考*1」の説明が理解しやすいです。
偏った「心の癖」でも、瞬間的に変えられるのはリフレーミングの効果と言えるかと……。リフレーミングした途端に本当にメンタル面が全然違うので、まさに特効薬ですね。
しかし、特効薬だからといって過ぎたるは及ばざるがごとし・・。
いわゆるプラス思考みたいに、なんでもかんでも表面的なこじつけだけで安心してしまうとやり過ぎでしょう。
本当に邪魔な「ビリーフシステム*2」でも、少しづつ変えていくぐらいがちょうどいいのかもしれません・・・
例えば、本心からそう思っていないのに表面的に変えるのは、「ダブルバインド*3」的な問題も考えられるからです。
このへんは本格的な心理臨床などの知識が必要かもしれませんが、当面の心理面の改善と歪んだ認知の本格的修正は、時間のスパンが違うだろうと素人なりにも思いますし・・。
まあ、だんだんと素人では説明が怪しくなってきたので、これぐらいにします・・。
ともかく、「リフレーミング」することはマイナス思考の人ほど効果があると思うので、トレーニングとしてもおススメです。。。
結構ハマっていた知識ながら、うまく紹介・説明をするのは思いのほか大変でした・・。最近は心理系のプロ?も多い状況ですが、自分なりにこの周辺の投稿も増やしていきたいところです…。(※写真は、先日ついでに訪れた祁答院町にある藺牟田池にて。)
近頃の関心ごと
・ビタミンC購入
・サイトの見直し
・来年度の対策
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