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FAJのファシリテーションイベントに参加して

11月になるとさすがに冷え込みます。油断して不調を長引かせ、やっとの公開です。
今回は、ファシリテーションのイベント参加を中心に、現時点のまとめをしてみます。

FAJイベントが鹿児島で開催される。

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10月5日、以前福岡でお試し参加したこともある日本ファシリテーション協会(FAJ)主催の鹿児島イベントに参加しました。
ファシリテーションキャラバン」ということで、鹿児島大学の郡元キャンパスが会場。偶然にも市役所でチラシを見かけ、申し込みが間に合ったのはラッキーでした。

昨年、行政主催の労務管理ワークショップを手伝った経緯もあり、ファシリテーションはここ1,2年の興味の対象でした。
また、それ以前からビジネス書など一部では割と良く聞く言葉になっていたと思います。個人的には、少し前にワールドカフェに取り組んだのが直接のきっかけでした・・・

特にある本を持っていたこともあり、その著者が来るというのも大きな魅力でした。協会設立時の代表で多数のファシリテーションの著書がある堀公俊(ほりきみとし)さんと、協会フェローの加留部貴行(かるべたかゆき)さんが書いた次の本です…。

教育研修ファシリテーター
堀 公俊 加留部 貴行
日本経済新聞出版社
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実際にお二人が担当される分科会にも参加でき、大変貴重な経験になりました。
ちなみにこのイベントでは、お二人をはじめとする計6つの分科会から2つ選択することができました。あとの4名は、「カタルタ」の福元氏、トライローグの平山氏、コンサルタントの久保氏、そしてドラムサークルの森田氏です。

参加セッションの内容等について

結論から言うと、先の著者お二人の分科会に参加できました。希望者が集中して振り分けられることも覚悟していましたが、かろうじて希望が叶ったのです。(お二人以外も魅力的だったのですが、生来のミーハー根性はなかなか抜けません…)

その内容ですが、加留部氏は『アイスブレイクを科学する』、堀氏は『ファシリテーターの「論理力」を高める』がテーマ。
前者の「アイスブレイク」とは、研修やワークショップ等で冒頭に参加者の緊張をほぐすために良く使われているものです。

とにかく、お二人のファシリテーションに触れてみたいという気持ちでしたので、テーマはあまり意識していませんでしたが・・。

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当日渡されたプログラム内容。鹿大の教室を使って行われました。

ワークショップは楽しい・・・?

まず「アイスブレイク…」の方からですが、当日は「手挙げアンケート、ミラーゲーム、目かくしマスゲーム、隣人の証言、ラインナップ、流れ星、ワンワード」の7つを全員で体験できました。

さすがアイスブレイクらしく(?)、だんだんと盛り上がって行きます。後半には数名のグループでテーブルに着き、当日のアイスブレイクへの意見を模造紙と付箋紙等を使ってまとめました。(*上の写真参照)

「論理力…」の方は、飄々(ひょうひょう)として?堀氏がさりげなく全員をリードして行きます。中身は「論理」に関することなので、かなり上級編という感じです。(あまりそれを感じさせず、楽しかったのはさすがでしたが…)
どちらもファシリテーションの性格なのか、楽しくかつ知的な雰囲気ではありました。

また、ワークでご一緒した参加者は優秀そうな方ばかり(で恐縮…)でしたが、なんとかコミュニケーションできたかな?と思います。
今回またとない貴重な機会を作っていただいたFAJの皆様には本当に感謝でした。福岡のお試し参加だけで中途半端な感じでしたので、今回ぐっと近づけた感じがしています。

地元でファシリテーションの第一線の人達を間近に体験でき、本当にラッキーでした。
これから、この日の学びを生かしていくことが自身の課題となりますね……


さて、関連して最近「コミュニティデザイン」というテーマ等が気になり、有名な山崎亮さんの本を読みました。

コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる (中公新書)
山崎 亮
中央公論新社
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その中でコミュニティでのファシリテーションについて書かれており、結構参考になると感じました。以下、参考に読書メモをそのまま掲載します。

【読書メモ】

山崎亮著『コミュニティデザインの時代』より
~著者の山崎亮さんや、いろいろ内容に興味があり読んでみた~

この本の中で著者は「コミュニティデザイン」の教科書を書くことは難しいと言い、二つの変数が絡むことを理由に挙げている。(P178~)

ひとつは、コミュニティデザイナー側の「キャラクターが違うとやり方も変わる」ということ。
もうひとつは、「参加者」であるという。「違う参加者ごとにやり方を少しづつ変えなければならない」からとか…。これは他のファシリテーションにも通じるところだと思う。

また、アイスブレイク(話し合いなどの冒頭に参加者同士の抵抗感をなくすための雰囲気づくり)についても、「常に何通りもの~方法を頭に入れておかねばならない」とある。

≫ワークショップのルール
(気持ちよく話し合いをするため、P187)

  • 人の意見を否定しない
  • 実現可能性を問わない
  • 質より量を目指してたくさんアイデアを出す
  • 話し合い自体を楽しむ
  • ひとりで長くしゃべらない

≫手法
(どんな話にはどんな方法が適しているかで、P188)

  • ブレーンストーミング
  • KJ法
  • ワールドカフェ
  • マインドマップ
  • シナリオプランニング
  • バックキャスティング
  • プロトタイピング

≫ファシリテーションについて
(~単なる司会進行役では無く~)

  • 発言しやすい雰囲気をつくる
  • 参加者同士が協力しやすくなるゲームをする
  • 発言した本人が気づいていない意見を引き出す
  • 出てきた意見に少しアイデアを組み合わせて、本人が気づかなかったような意見へと変化させて投げ返す
  • 言葉にならない想いを代弁してアイデア化する

以上


(再び後記)
最後の写真は無しですが、山歩きを始めて景色の写真を撮る機会がぐんと増えました。

ただし道具は最低限なので、偶然のショット?に頼ることしかできない状態です・・・
まあしょうがないので、しばらくはその手で頑張ってみようかと思います。


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