時代の変化や大災害など価値観が揺らぐような出来事も多い昨今、自分と他人の価値観を知ることも大事です・・。そして、どんな価値観で生きて行けば人生を楽しく過ごせるのでしょうか…?そのヒントについてまとめます。
いろんな考えがあることを前提に、人生についてどのような価値観を持つかは難しい問題です…。ここでは、大きく安定志向型と波乱万丈型に分けてみます。
個人的には、もともとネガティブ思考が強く、その一方でポジティブで明るいもの(特にアメリカ的?な明るさ)にも憧れが強かったように思います。
自分では長らく安定志向型と信じていたものの、成人してからは波乱万丈型に近いかな?と思うのが実際です。
これはある意味パラドックスと言え、メンタルのバランスを保っているのでしょう・・。いずれにしても「無事これ名馬」と安定に価値を置くか、波乱万丈の生き方に価値を置くか、人それぞれですね…。
〔価値観に関する過去記事〕
「人生は短い、だから楽しまなきゃ嘘だ」
と言ったのは、20代の頃にビデオで観たアメリカ映画『フェリスはある朝突然に』の主人公である高校生フェリスです。
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何でもない日常を、この映画のように派手に楽しむマインドがあったら、短く感じるかもしれませんね・・。
「葬式無用、戒名不用」
「波乱万丈な人生」と言う例で相応しいのは、白洲次郎(しらすじろう)。実在の人物としてはあまりにもカッコよく強烈なキャラであり、一方で終戦直後には日本の政治中枢で影ながら特別な役割を担った人です。
(▼2009年テレビドラマ化。以前から知っていて、この頃をピークに憧れも…)
10代でイギリスの名門大学に留学し、記者やビジネスマンになったり、戦争中には田舎に篭って農民になったかと思うと、戦後は行政や経営の一線に携わったりと、ある意味長い人生を歩んでいます。(「葬式無用、戒名不用」とは、彼の遺書の言葉。)
人生が短いか長いか?は、ネガティブにもポジティブにも捉えられますが、上記のような現実離れした極端な例では結論が出そうにありませんね…(笑)。
しかし、人生をいかに楽しんで生きるか、また劇的に生きるかを考える材料にはなりそうです・・。
人間、現実だけではつらいこともあるし、逆に夢だけでは生きて行けないのは誰しも知るところです。
ややもすると「夢だけでは生きられない」と、ひたすら現実的で単調な人生だけを選ぶ人も多いでしょう。一方、「夢を持って生きたい」と現実を直視せず、かえって困難な人生を歩んでしまう人も……。
まあ、結局どちらも大事で、ほど良いバランスで一生を送れたほうが幸せな気がします。その意味で、現実と夢の融合を人生を楽しむための一応の結論としてお勧めかと……。
ただし、ワーク・ライフ・バランスなどである議論と同じで、決してどちらも半分ずつ、中途半端にすることを奨めているわけではありません。
ようはタイミングで、一生のスパンの中で適切に配分することも大事かと……
(結局、波乱万丈肯定派か…?)
〔あとがき〕
神社の投稿が影響してか、最近は神話の由来などに興味を持っています。例えば、天孫降臨を始め、岩戸隠れや海幸彦・山幸彦に関するエピソードなどです。マニアックながら、現実の史跡を訪れるとさらに興味が倍増しますね・・。
(*写真は郡山付近にて。山中にある浄土真宗「隠れ念仏洞」に行ってみました。)
近頃の関心ごと
・ゆのまえ
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