マエムラボ Work & Nature Log

モノ(クルマ)から入ったココロのこと

新年度を迎え、5月病予防のためか新社会人に向けてのキャリア論やアドバイスを見聞きすることが増えています。
自分自身のそんな初々しい時代?も思い出しつつ、この話題です…。

指宿市開聞の「竹山」前にて

始まりは「クルマへの憧れ」から・・。

私たちの世代は、いわゆるバブル世代(終り頃?)に属すると言えます。まだまだバブルの雰囲気が残る頃に社会に出たので、比較的就職に苦労しない(→個人的には結構苦労してしまったクチですが…)、ある意味贅沢な時代でした。

生まれてから大人になるまで日本全体が高度成長期にあり、新しいモノ・いいモノをどんどん消費することが最大の楽しみだったのです。
そこでは、興味を持ったり話題になったりするのは新しい商品や製品、いわゆる「モノ」が中心になって当然でしょう。

そんな中、私自身が子供の頃から強く興味を持っていたのが「クルマ」でした…。
自分で言うのも変ですがその好きさ加減も結構なもので、小6ぐらいには道路を走っている車の名前をほとんど言えるぐらいになり、まだまだ免許も取れない中学生から『ホリデーオート』という自動車雑誌をほぼ毎月購読していたぐらいでしたから・・。

(※まあ当時はスーパーカーブームもあり、同世代の男子には共通するかもしれません。大人になってからはそれぞれ独自の興味分野に変わった気がしますが……)
IMGP2065

ホンダRA271(1964年のホンダF1参戦車)

自動車ジャーナリストという人たちを知る

ここで、今回のテーマに合わせて途中バッサリとカットして話しを進めます 🙂
そんなやや早熟気味?な趣味だったので、自動車雑誌に記事を書いているいわゆる自動車ジャーナリストにも興味が広がります。

最初は、ベストセラー『間違いだらけのクルマ選び』の著者である徳大寺有恒さんに傾倒しました(→徳大寺氏についてはこちらの記事に)
その後、氏の憧れであったという「CG」ことカーグラフィック元編集長の小林彰太郎さんを知り、その文章や独特の考えに触れ、だんだんと影響されるようになっていきました。

※小林彰太郎氏について簡単に触れると、昭和37年に『CARグラフィック』という自動車専門誌を創刊し、長年編集長として日本の自動車ジャーナリズムを確立したパイオニア的な方です。

とはいえ、具体的な影響を聞かれると困ってしまうところで、当初は「いろんな車に乗れる立場」への憧れの部分が大きかったように思います…。

〔▼参考:最近はこれを良く見ています〕

興味は「趣味人的な生き方」?中心に

その憧れから、やがて小林彰太郎さん特有の「あり方」みたいなものを感じていくようになります…。
表現が難しいですが、強いて言うなら「好きなことを仕事にできる趣味人的な生き方」であったり、「英国的な(勝手な想像ですが)質実な暮らし方」などでしょう。(※いずれも資産家的な背景があって、そこも憧れた部分かもしれませんが……)

ようするに、

自分の好きなことを仕事にし、できる限り慎ましく生きる

ことへの憧れというか……

我ながら自らの現実とかけ離れた?価値観だったなと、今更ながら思いますが・・。

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そういうわけで、クルマと言う「モノ」から始まった興味が、いつの間にか「生き方」、
今につながる「ココロ」の興味へと自分でも意識しないうちに拡がって行ったのです。

2013年10月、小林彰太郎氏はご逝去されました…。哀悼の意をこめ、過去の文章を加筆・修正して投稿しました。謹んでご冥福をお祈りいたします。(H26.3.9記事アップ)

kobayashisekai
記事中の写真の往年のホンダF1は、2013年東京モーターショーにて自ら撮影したもの。(この意味は、分かる人はわかる…?)
表紙の写真は『「小林彰太郎の世界」+徳大寺有恒との対話』。発行当時、二玄社本社にて購入した思い出も…。


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