マエムラボ Work & Nature Log

現実に足を着け世界を見る…?スズキを支持する理由

今回は、地方で欠かせない交通インフラでもある、クルマに関係した話題を・・。
というか、地方の事情にも関連する、ビジネス上のスタンスとしてまとめてみます。

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公社ビル前駐車場にて

自動車メーカーの戦略から考えるポジションづくり

世界的に一大産業である車メーカーともなると、その戦略は傍目にも難しそうです。最近はメーカーの合従連衡も進みましたし、「自動車産業はリスキーなビジネス」とも言われます。(→投資額の割に商品の当たり外れが大きいことがその理由。自動車評論家の故・徳大寺さんの言葉より)

特に日本メーカーは現在7社と多いのですが、その中では個人的にここ数年スズキに興味と魅力を感じています。(次はスバル。もともと相当のホンダびいきでしたが、メジャーになるにつれ何かが薄れた気が・・。)

スズキと言えば、先日新型のスイフトワゴンRが発表されています。私のクルマも同じメーカーで、先日ディーラーでスイフトの実車も見れました。今後の売れ行き等にも注目です・・。(どちらもデザインが話題で、ワゴンRはピンときましたが、スイフトは少々時間がかかりそうですね…)

スズキ株式会社

http://www.suzuki.co.jp/

 

 

「ここをどこだと思ってんだ!」というスズキの偉大さ

そんなスズキに関して、以前読んだエピソードで興味を引いた、というか納得したことがあります。それは、同社の社員デザイナー?がいかにも都会風の提案をしたところ、浜松の本社(上司?)からここをどこだと思ってんだ!」と一蹴されたらしいのです。

これは、有名な現会長の鈴木修氏の手腕と同様、スズキをして『偉大な中小企業』と言わしめる逸話かもしれません。また、軽自動車を主商品とするメーカーとして、地方の顧客を重視している表れでしょう・・。

こんなスズキに、真面目というか「勘違いしてんじゃねえ…」的なしたたかさと、地に足を着けた企業戦略を感じたのです。
勘違いしがちな自分自身の反省にもなったし(→やはり東京発の情報は多く、影響を受けます…。)、以後ますますスズキを見直したのです。

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東京モーターショーにて

スタンスとして、「地に足を着ける」ことは大事…。

そうした泥臭い戦略を実行する一面、より「昇華」させる努力も抜かりありません…。
ここ十数年のクルマづくりが、飛躍的にステップアップしている点も支持をしている理由なのです。(→例えば、スイフト等普通車のヨーロッパ水準への変貌や、最近ではアルトの実力など…)

得てして、自分自身を含めて自らの立ち位置を表現するときに、「いいカッコ」をしようとしがち・・。
大事なのは、そうした地に足を着けた現実感覚の一方、小さくまとまらず広い世界に目を向ける努力なのかもしれません。

だって、別の何者かになれる訳ではないし、現状に満足しないのであれば一歩ずつ新しい積み重ねをするしかないですからね・・(ブツブツ…)。
個人の戦略と言うか、スタンスの参考にもなるのではないでしょうか。

¨¨

日本の地域に根を下ろし、けれども世界の中でキラリと光るものがあるスズキに学ぶことは多いです。(もっとも、車としての好みは人それぞれ…、無理に同意を得たいわけでもありませんが…)

個人事業主・フリーランスとしては、自らの戦略に、学ぶべきは学び、活かすべきものを活かして行きたいところ・・。

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東京ショーで見たハスラークーペ

やはり、私自身も地方(で、かつ過疎地)に住む立場だけに、今回のような共感があるのでしょう・・。もう一つ加えると、世界標準(特にヨーロッパ水準)を感じられるのに、「Value for money」 (コスパが高い)があるところでしょうか・・。
(※後半の写真は、2013東京モーターショー・スズキブースでのスナップ。)

 

近頃の関心ごと
・新型スイフト(まんま…)


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