「ワーク・ライフ・バランスと聞いてどういったイメージを持ちますか?」
そんな問いをしたくなった、最近の気づき等のきっかけについてまとめてみます。
「仕事」と「私生活」をどう分けるかは、このブログのテーマそのものですし・・。
10月に「ワーク・ライフ・バランス」のテーマ(県労働セミナー)で話す機会をいただきました。セミナー講師としてのセッティングはそれなりの内容が求められますし、時間もトータル90分でボリュームが必要です。
奄美の出張というおまけ?付きでしたが、準備の方は事前に進めていくことに・・。
正直言って、テーマ自体いただいたものだっただけに、最初のうち多少とまどいがありました。
もちろん大きな意味で人事・労務分野ですし、最近取り沙汰されることが多いキーワードです。社労士として話すことは違和感なく、むしろ時宜を得ていたでしょう…。
しかし、自分自身のスタンスからすると少々荷が重いかなと感じたのです。その理由は、この言葉が一般に受け取られているイメージのせいもあるかもしれませんが、一番の理由は普段の“実感”を伴っていないことでした。
ともかく、どのようにも解釈でき、幅広いこのテーマに取り組むことになったのです。

奄美のセミナー会場での様子。
そうは言いながら、実はワーク・ライフ・バランス(以下、一部「WLB」と略記)とはちょっと前から縁がありました。
同業者の会で、東京の社労士である真島伸一郎先生に講師をお願いしたことがそうです。その時のテーマが、まさに残業代削減を切り口にした「ワーク・ライフバランス」だったので…。
たまさか、この時から事前準備(神の計らい?)が始まっていたのかもしれませんね…。
さらに奄美のご出身だった事情もあり、今回の講演の中で(勝手ながら)少し著書の引用をさせていただいた部分もあります。(もちろん、ちゃんとお名前を出して本の紹介もしています…。)
さらに、今回話すための内容をいろいろ研究する中、大分県が作っている公開資料が大変役立ちました。ちょっとした用向きもあったため、その資料でお見かけしていた大分県のWLB推進アドバイザー(大分市の社労士・篠原丈司氏)の講演にも急遽駆けつけて聴講しています。
そうやって、興味を持った(持たされた?)このテーマでしたが、結果として自分自身も気づくことが多々ありました。
まず、WLB推進の前提として、ワークとライフを二等分に分ける意味ではなく、相互に影響して好循環させることだという点・・。
WLB関連の著書や政府の委員も務めるなどWLBコンサルタントとして有名な小室淑恵氏は、これを「シナジー」(Synergy:相乗効果)と表現しています。いわゆるコンサルティング分野で良く見かける言葉ですが、一番ピッタリくる感じはします。
「ワーク」と「ライフ」を同程度にバランスさせることではないのはもちろん、結局一人の人間が仕事と生活を完全に切り分けること自体に無理がありそう・・。
そうであるなら、貴重な人生の時間として「本人の意志で両立している」のが、やはり理想と思えますね…。
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この辺りはいろんな人がいろんな表現をしており、議論は尽きないのですが、自分なりには一つの結論?に至りました。
「ワーク」と「ライフ」を逆にして引っ付ければ・・、「ライフ・ワーク」!
これをみんなが実現できたら、解決すると思ったのですがいかがでしょうか……
講師という機会は大変ありがたいのですが、以前と比べるとやや肩の力が抜けてきた感じです…(意識的な部分もありますが)。
いずれにしても、奇しくもブログ上で先行していた「仕事と私生活の相乗効果」を実際に志向して行くきっかけにもなったかと・・。感謝です。
