マエムラボ Work & Nature Log

これからの働き方を考える3つの視点「時間・独立・地方」

「働き方」について取り上げられることが増えているのは、時代の変わり目ということと無関係ではないかもしれません・・。
国の進める施策と言う側面も大きいものの、個人の視点として独自に考えてみます…。

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姶良・重富海岸にて

個人に引き寄せた「働き方」?改革

社労士業界では、国の進める「働き方改革」の取り組みが話題になっています。
「賃金、労働時間、休日・休暇、ワークライフ・バランス」など、人事労務の中心分野で大幅な見直しが進むでしょう…。

これらは当然重要な取り組みなのですが、今回は個人に引き寄せて考えてみます。
特に士業をはじめとする独立予備軍や、フリーランス的に生きて行く視点でお読みいただければと……

「働き方改革」は世の中の大半が属する組織内の問題で語られることが多い一方、個人の場合はもっと根本的な「生き方改革」の問題と思うからです。

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「時間・独立・地方」の3つの視点で考える

「働き方」は、「生き方」の影響を大きく受けますし、問題の根本には必ず個々人の意識の問題が横たわります。そこで、私なりの経験を通した3つの視点で考えてみます。

1.「時間」の使い方について

まず、時間については1日24時間と言う動かせない土台があります。これは誰でも平等に与えられた時間であり、一方でおのずと制限があります。この限られた1日1日の時間をどのように使うかは、個人が自由になる数少ない部分です。
現代生活は仕事が1日の大半を占めることが多いのですが、端的に言って生活のためには望まない仕事でもやるべきか、リスクを抱えてでも望む方向に仕事を見直すべきかなど、大きな意味で時間の使い方の問題と言えます。

〔時間管理についての関連記事〕

2.「独立」後の自由について

仕事に使う時間を自ら決めるためには、その選択に自由度が必要です。現状でその自由度を得るための究極の方法は、いわゆる「独立」ということになるでしょう。
現実として会社等で働くことは良くも悪くも時間の拘束が強くあり、それこそが「働き方改革」の本質だと言えます。この拘束時間(残業含む)が実質的に一定限度を超えたときに問題が起こる訳です。
もっとも、独立が必ずしも時間的な自由につながらなかったとしたら、これまた微妙なのですが……

〔独立に関する関連記事〕

3.「地方」での独立について

独立・起業して働く際には重要な、「どこで?」という要素を考えてみます。ここでは、組織を離れ独立して個人事業を立ち上げる場合を中心に考えます。
例えば、地方出身者でも組織で働くことをきっかけに都会に住むことは多いと思います。その後に何かのきっかけがあって独立する場合、そのまま都会に残るか、地方に帰るかの選択がありますね・・。(都会の人でも選択は同様ですが…)
この場合、どちらを選択したかでもその後の生活や働き方が変わってくるでしょう…。

 

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これからの働き方を変える方法は?

3つの要素を考えてみましたが、改めてどの要素も難しい選択だと感じます…。実はこの3つの要素は、私自身が独立に至る過程でも考えて結論を出した部分です。

今回はいずれも結論を述べていないのですが、当然私はこれらを選択して独立しました。結果として、「働き方」の一部は確かに変わったのですが、一方で理想には程遠い部分があるのも事実です。

「これからの働き方」がどういうものか絶対の正解は無いでしょうが、今回の3つの選択・組み合わせは個人ベースの一つの整理法になるかもしれません。
あくまで一つの方向性としてですが、「自由」と「人間らしさ」に重点を置く人なら、私の選択も何らかのヒントになるかと・・。

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もっと言うと、上記3つの自由度が高い方が、現在起こっている問題解決を含んだ「これからの働き方」を示すことができると感じます。
その意味で、「自由」は「自主性・自律性」に、「人間らしさ」は「ワークライフ・バランス」などに置き換えると理解しやすいのかなと……

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 個人の働き方は、これまでも各人各様だったのでしょう…。それでも、世の中が変われば当然その影響を受けるでしょうし、振れ幅が大きいのが今の時代だと言えますね……
(※写真は、国道10号線の海沿いにある白浜神社付近の景色より。)

 

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