今月から、えびの高原硫黄山付近の規制も解除され、ようやく周辺の登山道も使えるようになりました。(※2015年5月の記事投稿時現在。)
この機にえびの高原を登山口とし、ちょっと珍しい景色もある甑岳についてまとめます。
昨年の秋頃ですが、初めて甑岳(こしきだけ)に登ってみました。以前、同じえびの高原から登った白鳥山から見えるこの台形の山が気になっていたので・・。
調べてみると台形に見えるのは火口湿原があるためで、これが大変興味深く実際に行ってみたかったのです。
あと、登山ガイドで見たもののけ姫の森(屋久島)を彷彿とさせるような苔の森(↓下の写真)にも興味大だったことも…。そうしたいくつかの理由と、えびの高原周辺の山歩きの次なる目的地としても手頃でしたので・・。
甑岳の登山口は、えびの高原駐車場から歩いて約20分の不動池周辺にあります。いったん池巡り周回路に入って途中から右折しても良いし、最短ルートなら少し先の県道沿いの旧えびの市営露天風呂近くからもアプローチできます。
以下、実際に初心者として登ってみた体験を中心にレポートしていきます。
この日、事前に調べて旧えびの市営露天風呂前から登山道に入るルートを使いました…。気軽に登れるイメージで登山道に入ると、ほぼそのまま平坦な森の中を縫うようなルートが続きます。
もちろん、一応登山道なのですべてフラットとまでいきませんが、少なくとも前半は拍子抜けするぐらい・・。
途中、分岐や苔むす岩場など雰囲気ある森を抜けて、しばらくはそうした歩きやすい状態が続きます。この日は、トレラン*の練習中らしき2,3人のグループが走って追い越して行きました。(*トレイルランニングの略で、山岳マラソン?的な競技のこと。)
後半に入り、突然に道幅が狭くなると山頂への急登りがスタートします。最初はつい同じペースで行ってしまいがちですが、ここからは結構ハードな登山道です(たちまち息切れしたのはここだけの内緒…笑)。
坂の途中のスポットで立ち止まって休憩し、変わっていく景色を楽しみながらゆっくりと登る方がいいでしょう。
その急登りがしばらく続くと、これまた急に山頂に出ます。ようするに火口壁をジグザグに登る感じですね…。
着いた山頂は、実は本当の山頂ではなく「最高点」で、火口壁を反対側まで回ると本来の山頂(1,301m)があるそう・・。
いずれにしても、最高点(1,315m)付近の眺めはなかなか良く、目前にそびえる韓国岳をはじめとし、遠くには池巡りの景色もかすかに望めます。(↑冒頭の写真参照)
そして、そこからさらに内側に何やら道が続いているのが、火口湿原への入り口です。
そこを少し下って進むと一面の草野原に出ますが、そこが火口湿原です。今回歩いたのは9月中だったので、広い湿原一面にススキが伸びていました。
さらにススキの野原を進むと、中央付近にいくつか大き目の池ができています。正式には「池塘(ちとう)」と言い、湿原の中にできるものをこう呼ぶとのこと・・。
この日は時間も遅かったため辺りは静かで、しばらくここでボーッとしました。良く見ると火口全体が見渡せる程の広さのせいか、何だか不思議な静寂に覆われた場所です…。
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最後にこんなお楽しみがあり、一度で二度おいしい?山と言えそうです・・。規制のためしばらく実質上登れなかった甑岳に、これを機会に挑戦してみてはいかがかと……
この日行った後すぐに、えびの高原付近は再規制になりました…。その影響もあって予定していた池巡りも中止…。今年中にはふたたびえびの高原を歩きたいと思います。あと、毎年恒例のミヤマキリシマも今年はどうするか迷い中。。。
近頃の関心ごと
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