えびの高原の登山道再開!火口湿原の甑岳について

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今月から、えびの高原・硫黄岳の規制も解除され、ようやく甑岳への登山道も使えるようになりました。
喜ばしいこの機会に、えびの高原を登山口とし、ちょっと珍しい景色もあるこの山についてまとめます。

えびの高原(不動池)から約1時間で登れる「甑岳」

昨年の秋頃でしたが、初めて甑岳(こしきだけ)に登ってみました。
以前、同じえびの高原から登った白鳥山から見えるこの台形の山が気になっていました。台形に見えるのは火口湿原があるためですが、これが大変興味深く、実際に行ってみたかったのです。

登山ガイドなどで見た、もののけ姫の森(屋久島)を彷彿とさせるような苔の森(↓下写真)にも興味大でしたし・・・そんないくつかの理由と、えびの高原周辺での山歩きの次なる目的地としても手頃でしたので…。

それでは、実際に初心者として登ってみた体験等を中心にレポートして行きます。
甑岳の登山口は、えびの高原駐車場から歩いて約20分の不動池周辺にあります。いったん池巡り周回路に入って途中から右折しても良いし、最短ルートなら少し先の県道沿いの旧えびの市営露天風呂近くからもアプローチできます。

IMGP3300

 

初心者向けで楽々歩き、しかし最後の登りは結構ハード・・・

気軽に登れそうなイメージで登山道に入ると、ほぼそのまま平坦な森の中を縫うようにルートがあります。
もちろん、一応は登山道なので全てがフラットではありませんが、少なくとも前半は拍子抜けするぐらい・・・

途中、分岐や苔むす岩場など雰囲気ある森を抜けて、しばらくはそうした歩きやすい状態が続きます。
この日は、トレラン※の練習らしき2,3人のグループが走って追い越して行きました。(※トレイルランニングの略で、山岳マラソン的な競技のこと。)

後半、突然登り道になったら、山頂への急登りがスタートします。最初は同じペースで行ってしまいがちですが、ここは道も狭く結構ハードな登りです(たちまち息切れしたのはここだけの内緒です、笑)。途中で立ち止まって休憩し、変わっていく景色を楽しみながら、ゆっくりと登る方がいいでしょう。

IMGP3330.jpg

山頂のお楽しみ2倍?、見ものは火口湿原(+池塘)

その急登をしばらく続けると、これまた急に山頂に出ます。ようするに火口壁をジグザグに登る感じですね。
実は、着いた山頂は本当の山頂ではなく「最高点」で、火口壁を反対側まで回ると本来の山頂(1,301m)があるそう・・。

いずれにしても、最高点(1,315m)付近の眺めはなかなか良くて、目前にそびえる韓国岳をはじめとして、遠くには池巡りの池等もかすかに望めます。
そして、火口壁からさらに内側に何やら道が続いているのが、気になる火口湿原への入り口です。

少し下ると、すぐに一面の草野原が開けますが、そこが火口湿原です。今回行ったのは9月中だったので、ススキが広い火口一面に伸びていました。
さらにススキの野原を進むと、中央付近にいくつか大き目の池ができています。正式には「池塘(ちとう)」と言い、湿原の中にできるものをこう呼ぶとのこと。

 
この日は時間も遅かったため辺りは静かで、しばらくここでボーッとしました。火口全体でも驚くほどの広さまではないせいか、何だか不思議な静寂に覆われた場所です…。

最後にこんなお楽しみがあり、一度で二度おいしい?山と言えそうです・・・規制のため、しばらく実質的に登れなかったこの甑岳ですが、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

IMGP3334今回のレポートの時に行った後、すぐに冒頭の規制になりました。自分自身も、この後の池巡りを中止して以来になっていますので、今年中には再びえびの高原近辺を歩きたいと思っています。
ところで、恒例?今年のミヤマキリシマもどうするか迷い中です。。。

 

近頃の関心ごと
・『稼ぐ力』(7イレブン専売ムック本)


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