マエムラボ Work & Nature Log

霧島山歩き・今年のミヤマキリシマは見れるか?(平成30年5月の状況)

先月に霧島連山で活発化している新燃岳に続き、硫黄山が250年!ぶりに噴火しました。
その後の経過等も含め、ミヤマキリシマシーズンになる霧島連山の規制等についてまとめます。(※平成30年5月現在の情報です。)

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中岳探勝路より御鉢を望む

250年ぶりの硫黄山(いおうやま)噴火

霧島山全体の火山活動の活発化なのか、高千穂峰の側火山である御鉢の活発化後、今年3月始め約7年ぶりに新燃岳が噴火しています。その後、4月始めには新燃岳が再度噴火し、続いてえびの高原にある硫黄山が19日に噴火しました。

いずれも噴火はある程度収まったものの、新燃岳の4月の再噴火時は鹿児島市近隣まで降灰が届くという珍しい状況…。そして、硫黄山は250年ぶりの噴火と言う異様な状態となりました。

詳しい経緯や今後の見通しについて素人に分かることは限られますが、ここ数年霧島連山ではこうした火山活動による規制が断続的に続いている状況です。
特に硫黄山は大きな山体ではないものの、えびの高原に位置するため影響が大きいのではないかと・・。

〔参考ニュース映像〕

現在の霧島連山の規制状況は?

霧島を中心に山歩きを始めて数年でこの状況になり、相次ぐ噴火による規制に悩まされています。ある意味で残念なことと言え、以前に増して火山活動等の情報が気になるようになりました。

そこで、今現在の規制状況について、私なりに簡単におさらいします。主な情報源は自ずとネット中心になり、専門的な気象庁サイトに限らず、一般向けの行政関係サイトも参照しています。

【行政等情報リンク(一覧等あり)】Check! 各サイト上の最新情報もご確認ください。

上記サイトの情報によると、主な登山ルートではえびの高原から韓国岳に直行する代表的なルートは使えません。その他にえびの高原周辺では、甑岳への池巡りからの最短ルートもアウト(白鳥神社側からしか行けないようです)。池巡り自体は白紫池方面へ直行する時計回り途中まで可能ですが、六観音御池展望台から先には行けないとのこと。

また、新燃岳付近の登山道規制は続き、大浪池への登山道も全面的に規制されています。そのため大浪池はもちろん、従来可能だった経由した韓国岳も現在は行けないようです。
一方、高千穂峰への代表的なルートは既に規制が解除され、起点となる高千穂河原は現在入れるようになりました。ただし、中岳中腹探勝路は歩けず、アクセス路の県道1号線新湯三叉路からは道路規制なので、霧島神宮付近からアクセスすることになります。

Check! 上記は平成30年5月現在の情報ですので、最新の情報もご確認ください。

今年のミヤマキリシマを見るためには

あらためて道路状況を確認すると、えびの高原から先の県道1号線は通行止めになります。したがって、硫黄山や不動池はもちろん、宮崎県小林方面へ抜けることは不可能です。

また、前述の通り新湯三叉路から高千穂河原に至る道路も通行止めになります。一方、他の道路はほぼ規制が解除され、例えば県道1号線だったら霧島温泉郷からえびの高原までは通れるようです。

ともかく、これから6月初めごろまで霧島連山はミヤマキリシマのシーズンです。韓国岳と大浪池が歩けないのはやはり痛い・・。
残るは実質的にえびの高原池巡り高千穂峰のみとなりますので、今年のミヤマキリシマはそのいずれかから選択することになるでしょう・・。

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もっとも、まだ知らない高千穂峰のルート(宮崎側の登り口)もあるようで、可能な場合は選択肢になるのではないかと・・。
私自身は今年どうするか決めていませんが、おそらく上記の何処かになるはず……

IMGP4490.JPG

えびの高原にて

〔あとがき〕
大型連休前半は、いつもの仕事に絡めて熊本方面へ北上…。詳細はいずれ・・。
連休が終わる頃にブログのテコ入れに取り組み、明けに新しいテーマに変更しています。結局、以前触れた「earn-pocket-money」にしましたが、しばらく様子を見てみます。

 

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