マエムラボ Work & Nature Log

価格と価値のつり合いからも考えてみた 社労士のサービス

世の中の商品(サービス)には基本的に価格がついていますが、商品が「モノ」ではなくて「サービス」の場合には微妙な部分?が残ります…。社労士等の専門サービスの価格とその価値もまた同じでしょう・・。

霧島市・嘉例川駅にて

そもそも価格の根拠は何なのか?

あらためて価格の根拠を考えてみても、なかなか難しいと感じます。なんとなく絶対的な価格の高低、または同等商品との比較で判断しているとしか言えません…。

例えば、必要な原材料費から自動的に決まるわけでもなく、その商品価格には様々な必要経費(コスト)分が含まれています…。モノではなくてサービス提供が主体の場合には、そのほとんどがコスト(+α)と言っても良いでしょう。

社労士などの専門士業もサービス主体ですが、価格に相応しい価値かどうかを証明するのは難しい部分かも……
基本的には、価値があるからビジネスとして成り立っているのでしょうが・・。

【ちょっとブレイク・・】
最近、価格と価値について考えさせられた参考の一品の話題です。20150308-f1-1

ソニーZS-F1というCDラジオで、20年ぐらい前(90年代)に秋葉原で購入。最近ネットで見たら、発売当初に98千円という高価格さが仇となったとのこと…。管理人はオノデンで数万円(4万程度?)で買ったため、今更ながらびっくり・・。
いまだに愛好するファンが居て、プロも使う名機とされているとは…。なるほど、長年愛用してたのも納得。さすがにスピーカーコーンのエッジは修理が喫緊の課題ですが……:-)。
(写真は、http://www.daijyu.net/から。)

ほとんどが人件費+α(プラス・アルファ)?

以前読んだ本で、経営コンサルタントの報酬額について触れた部分がありました。記憶に残っているのは、確かコンサルタントの「人時」(にんじ。何人がどれだけ時間を割いたか)で報酬が決まるとの話し…。

例えば、高い報酬のコンサルタントを長時間拘束すると、それ相応の高額なコンサル報酬が請求されるということ・・(?)。
これだけを見ると、そのほとんどが人件費かと思えてしまいます…。

もちろん、全部がコンサルタントの給与というわけではなく、コンサルティング会社の様々なコストや+α(プラス・アルファ)部分が入っているはず・・。
割合や価格そのものはともかく、世の中の多くのサービス業にも共通している部分だし、士業の報酬にも近いのかと…。

 

IMGP5524

 

プラス・アルファ部分の実力を高めよう。

この「プラス・アルファ」とは何かがポイントで、単なる人件費や作業代ではないことは前述のとおりです。想像するに、専門知識だったり、ノウハウということになるのかもしれません・・。

人件費(稼働時間)と明確に切り分けることは難しいですが、そのサービスがどれだけの価値を提供できたかで決まる部分とも言えるでしょう。プラス・アルファは、そういう価値の対価とも言えるので…。

社労士の報酬も単なる稼働分の対価としてだけではなく、相手に対してどれだけの価値を提供できたかで勝負して行くべき時代かも・・。
そういう意味で、「何をして、何をしないか」という視点も大事になってきます。

¨¨

個人的にも「Value for Money」(金額以上の価値、コストパフォーマンス等)を重視するタイプですが、ついつい「金額」だけを追求してしまいがち・・。自らの「価値」を理解する努力?が大事ですね…。

いずれにしても、社労士の価値を認めてもらえるよう、専門能力を磨くことと信用を高める努力がますます大事になってきたのかと……

IMGP5512

嘉例川駅のホームにて

4月に引っ越して少し田舎の環境に変わりました。このことも、住まいや移動という価格と価値を見直す機会となっています。今回の写真も、「古さ」が価値になった例でしょう。肥薩線・嘉例川駅(かれいがわえき)にて。

 

近頃の関心ごと
・時間のつかい方(本)


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