太古の昔から、「水」は人が生きるために大事なものでしょう・・。
その意味で貴重な、鹿児島にある湧水のスポットをまとめてみます。
目次
普段あまり意識せずに使っている水も、本来的には自然の恵みの一つです。
そもそも水道も、自然に湧き出る水を人里に引いて使ったのが始まりでしょうし・・。
〔参考:『ウィキペディア(Wikipedia)』〕
現代ではイメージが希薄になったものの、今もその根源を感じられるのが湧水です。
鹿児島県内の湧水のスポットは多く存在し、実際に使われたりして大事にされていることがほとんど・・。
自然体験をテーマとする当ブログとして、肌で感じられる自然を重視したいところです。大小ある湧水の中から、今回はその水の恵みを直接体感できるスポットを紹介します…。
それでは、鹿児島県内の湧水スポットから3ヵ所ピックアップします。
鹿児島県内のまさに湧水町という町に所在し、JR栗野駅からすぐの丸池湧水から・・。
ここは実際に立派な湧水池が整備されていて、観光地としても有名なところです。
「日本名水百選」に選定され、日量約6万トンの水量は栗野地区の生活水にも利用されているとのこと。周辺は公園として整備され、エメラルドグリーンの湧水池を間近に楽しむことができます。眺める湧水として、一番楽しめる場所ですね・・。
(所在地:鹿児島県姶良郡湧水町木場)
近年有名となった大出水湧水は、横川町の久留味川の川床から湧き出る湧水です。数年前には周辺や足場の整備が行われ、以前より水汲みや見学もしやすくなっています。
こちらはこんこんと湧き出る湧水のダイナミックさがあり、体験としては一番インパクトがあるかも・・。少し惜しいのは、場所がらで川の流れと明確に区別できない点かと……
⇒MyYoutube動画リンクへ
(所在地:霧島市横川町下ノ3706-1)
大隅半島の志布志市も湧水が多い場所で、有明町・蓬の郷(よもぎのさと)にある普現堂湧水源を偶然訪れました。親水公園として3つの大きな池が整備され、湧水源まで近づくこともできます。(*冒頭の写真も同池の一つ…)
公園全体の規模も大きく、池上のボードウォークなどを散策できる点がここの醍醐味…。隣接する「蓬の郷」は温泉を中心にした公営の健康施設で、湧水源は冷泉にも利用されているようです。(実際に私も入りました…)
(所在地:志布志市有明町蓬原351番地3・蓬の郷)
改めて人が生きるために必要な水は、歴史をさかのぼればまさに生命線だったでしょう。
最近興味を持つようになった古代から、水源が神聖視されてきたのもうなづけます…。
最近、宮崎県高原町に行く機会があり、ちょうど祓川湧水園(はらいがわゆうすいえん)を訪れることができました。(ちなみに、場所は祓川神楽殿のすぐ奥でした。)
水神様が祀られた先に水汲み場所が整備され、水を求める車や人もひっきりなし・・。
そこで聞いた噂で、ここの水は腐らないという話に密かに興味をそそられました…。
歴史を紐解く某動画サイトを見ていると、古代の長期航海に腐らない水が欠かせなかったのではないかという考察も納得だなと……
水道水を使う現代の生活はもちろん便利なものの、やはり直接口に入れる水はできるだけ気を使いたいもの・・。
身近な水場も含め、体の中から自然を体験できる湧水にこだわってみてはいかがかと……
〔あとがき〕
最近は、ついでの宮崎県側への遠征が楽しく、スポット取材を兼ねて探索中・・。
本文中でも触れたように、古代や神話に関連する場所が多いのもその理由かも…。
近頃のGood&New
・皇子原神社
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