2015年も残り2カ月・・。今から16年前(1999年)の今日、社労士の登録を行い静かに?事務所をスタートさせました…。
まさにゼロスタートだったこの頃を中心に、社労士営業法の今昔についてまとめます。
15年以上前の話にどれほど価値があるかわかりませんが、自己検証的にまとめます。
個人的には開業指南本の影響もあり、一応一通りできることをしたいと考えていました。特段、経験やコネがあったわけではないので、正攻法?しかないと考えたのでしょう…。
とは言え、実際に開業時にやれたことは、郵送DMを数回と飛び込み営業が中心でした。
まだまだインターネットは一般的ではなく、選択肢にも無かったと思います(→その後、積極的に取り組むことになりますが…)。
アナログ営業の極みである人の集まりへの参加は、残念ながら苦手だったのでパス……
当時に営業法のお手本にしたのは、以前も紹介した開業指南本(→故・本部建二氏や真島伸一郎先生著、現在絶版)メインで、たまに地域の先輩方の話が耳に入る程度でした…。
かなりなつかしい真島先生の本
もっと積極的に諸先輩の話しを聴いたり、弟子入り?する方法もあったかと思いますが、基本的には自己流でしかできなかったとも言えます・・。
〔▼最近出版された開業参考本〕
ちょうど最近そうした営業法について少し話す機会があったため、飛び込み営業に関して当時の正直な状況を話しました。
内容としては、100件(軒)の訪問のうち1件が実際の仕事につながり、長いお付き合いになった小さな会社の例など…。
他に数字として思い出すのは、郵送DMを10件!出したら、1件の具体的な問合せ電話があったことです。最終的な依頼まではつながりませんでしたが、我ながらDMにしては(→郵送DMの反応率は、千三つなどと言われていました)高い反応率だったのではないかと思います。
開業当時の営業活動は上記がピークかもしれず、辛うじて記憶に残っています。(おそらく、他にもいくつか試していたと思いますが・・・)
総じて、そうした営業法をその後継続できたがどうかですね・・・やり方の工夫等も必要ですが、継続できたかどうかが一番のカギになるでしょうから。
仙巌園にて案内時
基本的には新規開業者向けになりますが、今はどんな営業法が有効か考えてみます・・。
私自身の小さな経験をベースにしながら、予想できる範囲で現在の有効性を検証してみましょう。
まずは、営業の基本として従来からの飛び込み・紹介・交流会(経営者団体等)がやはり三本柱でしょう。
もう少し工夫できる場合は、FAX-DMやセミナー営業などを取り入れることも一般的になってきました(まだまだ絶対数は少ないでしょうが…)。
その他、特に最近はインターネット(HP、ブログ、SNS)も十分に活用したいところです。
前者の三本柱はアナログで古臭く感じますが、少し現代風にアレンジすると、社労士業、さらに地方ではいまだ一番有効な方法だと思います。(その意味では、インターネットは相乗効果になるかも…)
FAX-DMは効果の反面で配信のコストがかかることと、クレームや同業者との軋轢がやや気になるところ。セミナーは、準備や継続が簡単でなく、普通の人にはややハードルが高そうですね…(もちろん、やるだけの価値は十分にあると思いますが…)。
私自身は、ほぼ今回取り上げた方法を工夫し、大なり?小なり試してきました・・。
どれだけ参考になるかわかりませんが、やはり「継続できるかどうか」ですね…。
継続できないのは、それだけの理由があるからとも言えますし……
そういう意味で、これらを自分ができることからやってみて、継続できるものを改善して行ったらどうか…というのが私なりのアドバイスになります。
昨日、ちょっとした買物で中央駅(ハンズ)に行ったところ、若者(♀)の仮装メイクにびっくり・・。理由は「ハロウィン」だったのですね…:-)
ところで、何かと重なり10月は痛恨の更新1回…。年内に少し挽回したいところです。
(*記事中の写真は、研修会後に講師をご案内した磯庭園こと「仙巌園」にて…)
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