年度更新の賃金集計等を手計算からシンプルなエクセルシートで自動化する方法

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タイミングとしては全然合っていません(今年は既に終了です)が、労働保険の年度更新で使えるエクセルシートについてのご紹介です。
1年間の賃金集計を手書きでしている場合は、是非ご参考にしていただければと……

年度更新の集計は電卓でする時代も…

労働保険(労災・雇用保険)料は年1回申告(「年度更新」と呼ばれる)が必要ですが、申告書の記入には年間賃金額の集計しなければなりません。

私が開業した十数年前は手計算でこの年間賃金を集計するケースが多く、年度更新には電卓が欠かせない一大アイテム(笑)だったと思います。

もちろん、当時もすでにパソコンはあり、一部では給与計算に導入済みで自動集計できたかもしれません・・・しかし、まだまだ大多数は給与台帳も手書きだったのです。
現在では、ほぼ逆転していますが、必ずしも年度更新の集計までできるとは限りませんし・・。

 

dentakugazou

 

年間賃金集計をエクセルで簡単に…

年度更新は毎年7月10日まで(その昔は5月20日まで)に申告・納付が必要ですが、この際に集計する賃金とは直前の年度(前年4月~本年3月までの1年間)分になります。

手計算の時代を思い出すと、この賃金集計が結構大変な作業で、計算ミス等を起こしがちでした…(検算も必須だったことが思い出されます)。

そのためでもないでしょうが、数年前から厚生労働省サイトでオフィスソフトのエクセルを使った自動計算の賃金集計表も公開されています。

(*厚労省のものは、現在は賃金集計から申告書の記入内容までシミュレーションしてくれるものも追加されており、使いやすくなっています…。)

厚労省集計表

賃金集計表のイメージ。月ごとに賃金合計額を入力する…

厚労省記入試算

すると、申告書内容のシートに自動的に反映される。

 

(*厚労省サイト:様式集ページより)http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/roudouhoken01/yousiki.html

 

賃金集計を手計算からエクセル転記で自動化する方法

実は私自身も、開業当初に独自の集計表をエクセルで作っており、現在でも(!)アップデートをしながら一部で使い続けています…。
時代は変わっても、シンプルな設計が個人的には使いやすいのが理由です・・。

簡単な集計の仕組みですが、まず①月々の個人ごとの賃金を一覧表に入力すると、②別のシートの年間賃金集計表に自動転記され、最終的に③申告書の記入内容を自動表示する、というものです。月ごとの労働者数も自動計算(カウント関数を利用)できます。
(下図参照)

集計一覧

②年間の賃金集計表。こちらが申告書に同封される賃金内訳表の代わり。

 

記入試算

③の申告書内容。これを元に本物の申告書を記入するのは同じ。

 

上記の厚労省作成分と機能的に非常に似ていますが、①の月々の賃金入力部分を基本データとするところがオリジナルな部分だと思います。
(*この部分は普段の賃金計算で使う台帳等で集計できるので、厚労省はあえて加えなかったのかもしれませんが・・・)

例えば、普段は手書きで給与計算されている事業所(以前よりはだいぶ少なくなりましたが)で、年度更新等で単発的に年間賃金を集計する必要がある際に便利かと思います。
そのため、あくまで補完的に使う前提ですが、実はメインに使うこともできます・・・

 

今回はイメージの紹介だけで、エクセルでのデータ参照の仕方や数式(関数含む)までは紹介できませんでした。いずれ、サンプルファイル等を含めてブログ上でも一部公開したいと思います。

まだ手書きの集計が残っているなら、是非、今回紹介したようなエクセルを使った賃金集計を活用していただければと……

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 このところブログ投稿の写真選びでちょっと迷っています。本来であれば記事に関連したものにしたいのですが、手持ちだけではなかなか難しく・・・やむを得ずイメージ写真(出来る限り自分で撮った季節もの)から選んで使っています…。
(*今回は、主に夏~秋の霧島周辺の風景からピックアップしました。)

 

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・amex-card


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