ブログで度々取り上げている、鹿児島のパワースポット神社の紹介記事・・。
最近ややネタ切れ感?があったところ、神話由来という新機軸でまとめます。
目次
「パワースポット」と「神社」は必ずしも同一ではないものの、神社がパワースポットとされることは多いでしょう。乱暴に言えば、たいていの神社はパワースポットになるとも言えるぐらい・・。
そもそもパワースポットの解釈はさまざまで、世間的な評判を得たところに限られないでしょう。その意味で、言ったもん勝ちとは言い過ぎですが、各々の定義でパワースポット神社は増えている感も・・。
ならばと、当ブログでも独自のパワースポットの解釈として、これまでマニアックな神社に拡大して記事化してきたところです…。
今回は続編として、ネタ切れで最近興味を持った神話由来の神社を取り上げます。
それでは、鹿児島在住の私が実際に行った神話由来のマニアックな神社を紹介します。
霧島市福山町にある、夫婦銀杏(メオトイチョウ)で有名な神社です。たまたま福山港での某実習で、この神社を知ることができました。
福山港近くの海岸沿いの国道220号から入ってすぐのところに鳥居が見え、車なら少し先を左折すると駐車場もあります。
祭神は神武天皇(神話上の初代天皇)他とされており、この地に滞在したとの伝承があるようです。九州から畿内に入り大和朝廷を造ったという、いわゆる「神武東征」の出発地とも言われます。(由来は宮崎県説など諸説あります。後述の石碑あり。)
規模自体はほどほどなもので、アクセスの良さと上記神話にまつわる神秘性がパワースポット度を上げている感じ‥。裏山?の謎の石柱なども気になる要素かと・・。
【所在地:霧島市福山町福山2437】
南さつま市加世田にある、「笠狭宮跡」のすぐ横にある神社です。笠狭宮とは、ニニギノミコト(天孫降臨で有名な神)がコノハナサクヤヒメ(この地域の姫とのこと)と結婚後に建てた宮殿のこと。(※同市の野間町と舞敷野にも同名の関連地あり)
真偽のほどはともかく、何かしらのつながりがある故の伝承とも言えるのかと・・。
ここに神社ができたのも、そうした必然性とかがあったはずです。かつては鷹屋大明神と呼ばれ、加世田の惣社(総社)だったとのこと。明治5年には竹屋神社に改名され、その後「県社」にもなっています。
社殿や磐座(いわくら)等周りの雰囲気を見ても、単なる地域の神社とは異なる神秘性を感じたところです。
【所在地:南さつま市加世田宮原2360】
霧島市国分敷根の海岸沿いの岸壁にある、本当に小さな神社。上記の宮浦宮からも割合と近く(2~3キロ程)、同じく神武天皇が滞在した伝承に由来する神社です。
アクセスは、同じ名称を冠した若尊鼻(わかみこばな、国立公園内)遊歩道からで、海岸沿いの狭い歩道を15分程(約1キロ)歩く必要があります。
当日は岩場での釣り人やくつろぐ猫達を眺めつつ、ひたすら海岸沿いの小道を進んだ最奥にある小さな祠に辿り着きました。
熊襲(くまそ、現在の霧島・国分付近)征伐のため、ヤマトタケルノミコトが上陸した地という伝承もあるようです。
【所在地:霧島市国分敷根2575】
今回紹介した神社は、たまたま近くを訪れた際に気になって参拝したもの・・。日頃から県内各地を訪れた際は、その地域の主だった神社に立ち寄るようにしているからです。
当ブログのパワースポット神社の紹介は、まずは有名な神社から始めました。それは自分自身の当時の興味や、いわゆるパワースポットブームに便乗した部分もあります。
その後、歴史的に古く、かつ史料等にも見られる神社にスポットを当てました。
そして、いよいよネタ切れかというタイミングで、神話の切り口に辿り着いたのです。
先述の通り、マニアックパワースポット神社のまとめはそろそろ厳しいかなと弱気でしたが、この切り口ならまだまだ行けそうな気も……
実はこれまで何となく流していた神話の由来を、ここ最近興味を持つようになったこともあります。 古代の歴史への興味と併せて、今後も神話由来のパワースポット神社を探してみたいところ・・。
少しでも、神話や地域の神社への興味を広げるきっかけになればと……
〔あとがき〕
梅雨明けからの雨続きと、その後の酷暑はなかなか応えます。せめてもの対処は、冷たいおしぼりやミニ扇風機、そして禁断のアイスとかも・・。
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