ここ数年は仕事で良く行く人吉市に、先日ちょっと久しぶりに訪れました・・。
お昼過ぎまでに所用を終え、夕方までの時間で五木村まで走った際の印象をまとめます。
「♪おどま 盆ぎり盆ぎり 盆から先きゃー おらんと~」
このフレーズは多くの人が聞いたことがあるでしょう…。全国的にも有名なこの民謡は、五木村に古くから伝わる子守唄だったとのこと。(⇒「五木の子守唄」Wikipedia へ)
そんな熊本県球磨郡五木村(くまもとけんくまぐんいつきむら)は、以前から気になっており、いつか訪れたいと思っていました。今回所用を済ませた後、夕方までの時間で足を伸ばすことにしたのです。
五木村は人吉市をさらに北上した九州山地に位置し、相当に山深いイメージでした・・。
しかし、あらためてカーナビ等で調べてみると、人吉から車で約30分程と意外に近かったのです…。これは、もうこのチャンスに行くしかないと……
五木村へのアクセスは、人吉市から延びる国道445号を使うことになります。このルートは前半こそ狭い場所もありますが、五木村に至る後半は意外と道幅も広くて快適です。
おそらく、道沿いに流れる川辺川の有名なダム計画(現在も未着工)に伴って整備されたものでしょう。おかげで、予想に反し安心してドライブできるコースだと言えます。
しばらく進むとあっけなく、急峻な山々に囲まれた五木村中心部に着きます。周辺の景色はなかなかで、渓谷の水と山肌の緑のコントラストは、ドライブコースとしても理想的なものかもしれません…。
〔▼五木村観光マップリンク〕
前述のように、人吉市街地から約30分でこうした渓谷の里までアクセスできるのは意外な発見でした。近場で以前に行った奥球磨~西米良村の経験から、勝手な思い込みもあったのでしょう…。
ダム建設頓挫の代償はあったとしても、インフラの整備は観光に有利に働いた部分があるのかも・・。もっとも、個人的には懐かしい風景や秘境の村の魅力はちょっと薄まった感を持ちますが・・。
いずれにしても、「ドライブ+自然+風景」を楽しむにはたまらない観光コースだといえます。人吉・球磨周辺の観光オプションとして、是非訪れてみていただければと……
この日、私自身は五木村の中心部からさらに足を伸ばしてみました。紅葉を探して村境の大通峠付近まで行ってしまい、慌てて折り返して白滝公園を見物して帰りましたが…。
〔あとがき〕
仕事に絡めての機会でしたが、紅葉シーズンにあらためて訪れてみたいところです・・。それにしても、五木村自体はダム湖に沈むつもりで移転したはずが、ダム計画が止まってしまい・・と皮肉なものです。。
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