「共感・全員参加の人中心、人を活かす経営」の背景には?

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今回は、私自身が目指すところとして掲げているタイトルのことについて取りあげます。
あらためてこの背景を検証しつつ、現状の社労士の仕事上でどう生かすかについてまとめてみます。

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そもそもの発想の元になった経営者像

基本的に個人行動が好きな私が組織の有り様に興味を持ったのは、20代始めぐらいでした。たしか、社会人になる前にホンダ創業者である本田宗一郎氏について読んだことがきっかけですね…。

そこに書かれていた本田氏のキャラに魅せられ、勝手に理想の経営者・組織像を固めたとも言えます。実際に社会人になってからは、それとはまったく異なる現実を知ることになるのですが・・。

本田氏は技術面では天才的能力を持つ一方、「人間尊重」を掲げてホンダを大企業に育てたことにまず感銘を受けたのです。当時は直感的にいたく共感し、その後(今回のタイトルも)発想の元になっているようです。

〔参考書籍〕

本田宗一郎 男の幸福論 (PHP文庫)
PHP研究所 (2015-05-08)
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もう一つの二重構造と労務管理の実態

さて、今の考えに至るには、私自身の社会人経験や原体験も影響しているはずです。最初の頃は、「人間(個人)が尊重されない」組織の状況に、やはりギャップを感じましたし…。
(転職を経て社労士になってからも、根本的なところでは変わっていませんね…。)

さらに、その後転職してカルチャーショックを受けたのは、今まさに仕事としている労務面です。いわゆる日本経済で言われる「二重構造」と重なる状況が、労務管理面にいまだ顕著だったのです…。

例えば、それまで年休消化は恩恵的なものという雰囲気でしたが、転職先企業では「取って当たり前」のものとされていました(労働組合があったのも一つの理由でしょうが…)。
端的に言うと、現代的な大企業と前時代的な中小企業では、まったく異なる現実が少なからずあったのです。
 

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これからどこまで常識が変わる?

ここ最近、「働き方改革」という掛け声のもとで、そうした様々な問題の解決が図られつつあります。企業の経済合理性の追求だけでは、雇用者の健康・安全が脅かされるという認識が深まってきたとも言えるでしょう。(施策自体はそれだけでもないですが…)

個人的にも「合理性追求」の限界と「人間性尊重」の矛盾は大きな疑問でしたし、ある本(天外伺朗氏著書)との出会いで根本原理が納得できたのも大きいでした。
特にここ最近は限界が露呈し始めており、氏の提唱する「人間性経営学」の方向へだんだんと向かっていく実感があります・・。

〔参考記事〕

10年経っても思い出す、記憶に残るビジネス書5冊
今年はブログの更新を増やしたいと以前書きました。その時に真っ先に浮かんだテーマ案の一つは本の紹介。ところが、最近あまり読めていないことに気づき、少々反省気味の最近です・・・そこで、 あらためて本につ...

これからどこまで常識が変わるかは見極められませんが、既に少しづつ動き出しているのは間違いないでしょう。これからの数年間は大きな転換期になる可能性があります・・・
社労士だけではカバーしきれないとしても、タイトルの内容が大きな方向性には沿っていると感じるところです。

 

まあ、なかなか深いテーマですし、社労士の仕事でどのように生かすかは今なお課題・・・
しかし、ここ最近の流れは明らかにそれまでとは違うと感じますし、当面はその流れの中でできることをやるというスタンスで行きたいです…。

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 〔あとがき〕
今回は本論のための準備の段階で、具体的な内容より背景の紹介だけに絞られました・・。引き続き、根本的なテーマとしてブログの中で取り上げて行きます。
(※写真は、以前えびの高原付近を散策した際のもの。そろそろ紅葉も気になります…。)

 

近頃のGood & New
・『非常識経営の夜明け』(天外伺朗氏著)


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