以前の記事で、子供の頃から車好きだったことを書きました(ちょっとヲタ?気味だった部分もありますが…)。
今月の4月に発売されたホンダS660の試乗記の評判がとても良く、この話題について書いてみたくなりました…。
クルマというモノに関する世界観のようなもの
自動車評論家の徳大寺有恒さんに影響を受けたことは、最近ブログで書いた通りです。
結果、現実的な車だけにとどまらず、クルマに関わる人達やデザインなどの世界観などにも惹かれるようになりました。(ぶっちゃけ高い車を買う余裕がなかったですし・・・)
「世界観」とはものの見方や世界のイメージと言え、対象の“理解の仕方”の特徴のようなものでしょう。 その人がどの部分に最も興味を持つか、示す部分になるかと・・・
そうした視点でクルマを見ると、少し違った面も見えてくるし、究極は「人(ひと)」の「仕事(しごと)」の結果なんだ…と感じます。
このブログや、自身のオフィス名で表わしたかったことにも通じますしね・・。
S660の出来の良さと開発者の秘密?
さて、そこで今度出たホンダのニューカー、S660(エスロクロクマル)の話題です。
私自身はまだ実際に乗ったわけでもなく、購入予定もないのですが、試乗している多くの自動車ジャーナリスト達がその出来の良さを賞賛しています。
そして、各試乗記で必ずと言って良いほど紹介されるのが、弱冠26歳でS660の開発責任者になった方…。 なんでも工業高校卒でホンダに入社し、モデラーとして4年勤務でいきなりの大抜擢だったとのこと・・。
現時点の一般的状況からすれば、たぶんあり得ない出世であり、大胆過ぎる人材活用だと言えます。
おそらくいろんな理由があってそうした人選になったのでしょうが、実際にやれるところはさすがに「ホンダ」です。。。
ホンダS660【開発者インタビュー】 | webCG
S660開発者インタビュー
クルマに宿る「ひと」の「しごと」の思い入れに触れる
ホンダという会社については、創業者の本田宗一郎氏のことを始めとして語るべき部分も多いです。
その若き開発責任者自身も、子供時代に本田氏の伝記に影響を受けてホンダに入社したとのこと……
ただ、最近は一部の自動車ジャーナリストも言っているように、ホンダ自体に多少元気がない部分があることを感じていました。何が…?と言われると難しいですが、ひとことで言うと大企業病的な停滞が目立ってきた印象でしょうか・・。
もしかすると、上記のあり得ない?人材抜擢の影響で、何かブレークスルーされた部分があるのではないかとも感じます…。
そこまで単純では無かったとしても、結果としてクルマの出来が良いと聞くと、今回の「ひと」の活躍がとても興味深く感じています。。。
モノ(車)づくりに携わる「ひと」達の「しごと」にかける思いなどが結実して、クルマにも宿るのではないかと勝手に想像したりもしています。
モノづくりの名作が生まれる背景にある「ひと」と「しごと」の秘密を、今後のブログ上でも追いかけて行ければと……
私自身の少ない経験上も、名作とされるクルマはどこか運転していても気持ちよく、キレのようなものを感じます。(注:ヲタの意見、笑)
おそらく、元ソニーのこの方が言っているフロー状態が多少なりとも関係していると推測していますがどうでしょうか・・。
最近の関心ごと
・S660(まんま)