恒例の初詣も終え、体調管理の難しさを実感するお正月です・・。
今年の初投稿ですが、ブログ更新も今後さらに頑張りたいところ……
いきなりですが、孔子(論語)から有名な言葉を引用……
子曰く、
吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。(資料出所:「にほんごであそぼふぁんさいと」より)
ということで、とうとう4番目がやってくる年になりました。
「天命」とは、天が人間に与えた使命と言う意味のようですから、何やら大事なこと?を知る歳になったことは確かなようです。。。
以前取り上げたドラッカーの言葉にも「50(才)」というのは出てきましたし、洋の東西を問わず共通しているようではあります。
とりあえず、「自分はどういうことで世の中に貢献するのかをはっきりさせよ。」というメッセージとして受け取りたいと思います。
ちょうど昨年中のブログに書いたライフワーク探しのタイミングとも符合したので、これを書きながら妙に納得してるところ…。
このライフワークを単純に「天命」とするのは気が早いのかもしれませんが、何か大きなヒントになるのではないかと・・。
昨年の年初ブログで「リスタート」ということを見通し、結果としてもそうなったことを年末の投稿で書いたばかりです。
今年はどうかと言えば、まだ白紙に近い状態と言うのが正直なところ・・。
まあ、無理にこじつけるとすれば、しばらく今の状態で乗り切り、来たるべきメジャーのバージョンアップに備えるという感じでしょうか…?
根拠はともかく、ひとつの区切りと言われている2015年まで残り1年と、それなりに納得感はあります。
いずれにしても抽象的な見通しで、本人でさえ掴みづらい話しになってしまいます・・。
ただ、少なくとも心機一転でガンガン行くというよりは、これまでの延長線上でやりくりしつつ、次の展開に備えるイメージはなんとなくあります。
元日、自分で勝手にメンターとしている(「心のメンター」と表現)一人である天外伺朗さんの経営塾メルマガがPCに届きました。
一番に届いたメルマガ(年明け数時間で届いたようです…)というのもあって、早速今年を占うヒントにさせていただきたいところ…。もちろん、普段から氏の発言に接しているので、その分理解し易いというのもあります。
今回その文章を読み直し、自分の中で赤線を引いたところ(笑)をまとめてみます。
前提としてレベルの高い経営者向けということはありますが、中小企業等にも応用できる部分が多いと思いますので…。(なお、同メルマガの引用は許可されています。)
▼メルマガの登録は以下URLへ
その内容には、まず昨年からの日本経済の明るい兆しに触れ、「成長」が最大目的の資本主義にあって、日本は20年間のゼロ成長からようやく脱したように見えることを確認されます。
一見いいことのように思えますが、しかし、氏は昔ながらの成長信仰に少し疑問を抱いているとのこと。具体的には、以前に取り上げた著書の『教えないから人が育つ―横田英毅のリーダー学』(講談社)からも引用されています。
象徴的なものを挙げると……
一般の企業では、売上、利益、規模などの成長を最優先に考えています。横田さんのフィロソフィーは、それとは逆に数値的な目標を追わず、質の向上を最優先にします。
「量を追うと質がおろそかになり、いずれは量も手に入らなくなる」というのが、その理由です。
メーカー側(横田氏の会社は四国にあるトヨタ系自動車ディーラー)の一般的な経営指導にも揺るがされず、拠点の拡張も自分なりの判断を貫いたエピソードについては‥
横田さんは、量を無視しているのではなく、質を追求していればいずれ量は自然についてくる、という発想です。
ということのようです。そして、「国の運営もまったく同じだと思う」とのこと。
しかし、実際には経営者や国の指導者がこれ(=質の追及)を唱える訳にはいかないとも言われます。(個々人の努力も重要…?)
最後には、東日本大震災等でようやく「質の向上」に傾いている状況で、経済成長に紛れてその流れをおろそかにする人が増えないように気を引き締めたい…と結ばれます。
最後の方で引用が長くなりましたが、私自身も「欲に目が眩んで道をはずれない」(笑)よう、今年もリアリスティックに見極めつつ気を引き締めたいところ・・。
今年の具体的テーマはもう少し時間がかかりそうですが、昨年からの流れとメルマガからの引用で、年初の印象をまとめてみました。(引用部分は少しでもご参考になればと……)
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。年末年始は気が緩んだか?体調を崩し気味で、ゆっくりしている時間がほとんど・・。
恒例の初詣は、毎年の南洲神社とは別に、身内で出かけたのは写真中にある霧島市隼人町の「鹿児島神宮」。もちろん、近くの日当山温泉込みです… 🙂
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